Motion Aftereffect
止まったのに動く — 2026, generated SVG, dimensions variable · Motion · Moving
After Robert Addams, 1834
Still moving after it stops?
止めたのに、まだ動いてる?
見るコツ: 中央の点だけを見て、目を動かさないでください
共有する
答えを見る
画像は完全に静止しています。縮んで見えることがありますが、感じ方には個人差があります
↑ 仕掛けを可視化した状態
Notes — なぜそう見える?
何が起きているのか
中央の点を見たまま、同心円が外へ広がり続けるのを 10 秒ほど見ます。そのあと画像は完全に止まります。 それでも数秒のあいだ、模様が内側へ縮んでいくように見えます。
止まったあとの画面は、1 ピクセルも変化していません。「答えを見る」で重ねた基準線と比べると、 どの円もまったく同じ位置にあることが分かります。動いているのは画面ではなく、見ている側です。
なぜそう見えるのか
脳の中には「外向きの動き」に反応する細胞と「内向きの動き」に反応する細胞があり、 私たちはこの 2 つの釣り合いで「動いているかどうか」を判断しています。
外向きの動きをずっと見せられると、外向き担当だけが疲れて反応が弱くなります。 すると静止画を見たときに釣り合いが崩れ、内向き担当のほうが強い状態になります。 脳はこの差を「内側へ動いている」と解釈します。これが運動残効で、 滝をしばらく見たあとに岩が上へ流れて見える現象(滝の錯視)と同じものです。
疲れた細胞が回復すると釣り合いが戻るので、数秒で見えなくなります。
見え方を強くするコツ
- 中央の点から目を離さない。 視線が動くと、順応が視野のあちこちに散って弱くなります
- 明るい場所より、暗めの場所のほうが出やすい(模様のコントラストが効くため)
- 効かなかったときは、もう一度最初から見てください。順応には時間が要ります
同じ「動いて見える」でも、動いていないのに動くは静止画だけで成立します。 こちらは見る順番そのものが仕掛けで、動く時間がないと成立しません。
この錯視の初出
After Robert Addams, 1834
スコットランドの滝を見たあとに岩が上へ動いて見えたことから「滝の錯視」と呼ばれる。現象の記述自体はアリストテレスまで遡るとされる。
Media — 画像素材とデータ
- OGP / X(1200×630)
- Instagram 正方形(1080×1080)
- Shorts / Reels 縦(1080×1920)
- 答え合わせ画像・横長(X の 2 枚目)
- 答え合わせ画像・正方形(Instagram の 2 枚目)
- 答え合わせ画像・縦(Shorts の答え)
- SNS 投稿文データ(JSON)
授業・自由研究・ブログなど、非商用なら画像を自由に使えます。出典としてこのページへのリンクを付けてください。商用での利用は対象外です
図版は現象の原理から本サイトで生成しています(独自設計)。運動残効(motion aftereffect / 滝の錯視)という一般的な現象を、拡大し続ける同心円として自前で実装している。特定の既存作品の複製ではない。



